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9月28日 安田菜津紀さんトーク&座談会

 フォトジャーナリストの安田菜津紀さんを仙台にお招きしてトークと座談会をおこないます。ぜひご参加いただきたくご案内いたします。

 安田菜津紀さんは貧困や災害、難民問題など国内外の多方面にわたる社会問題を取材し、精力的に発信をされています。

 今回のトークではたんにお話を聞くだけでなく、仙台で活動する「パレスチナ ・オリーブ」と「優生手術被害者とともに歩むみやぎの会」との座談会をもうけ、ますます困難になっていく社会をどうすれば少しでもいい方向へ歩んでいけるか、ともに考え対話を深めていきたいと思っています。

 いま、一番話を聞きたい人、安田菜津紀さんにぜひ会いにいらしてください。8月15日から申し込みが始まっています。予約必須ですので、お気をつけください。

 


安田菜津紀トーク&座談会
「差別に抗い、ともに生きること」


ーーこの世界には属性やルーツによる差別、命の線引きが根深く存在しています。取材で訪れてきたナチス・ドイツの歴史を伝える数々の場所から、「誰であっても、どんな場所であっても、虐殺はあってはならない」という普遍的なメッセージを受け取ってきたと考えていました。ところがパレスチナでは多くの人々が尊厳を奪われた生活を強いられ、ガザでは凄まじい虐殺が続けられてきました。
日本でも、優生保護法問題が全面解決に至らず、入管での死亡事件、外国ルーツの人々へのヘイトクライムなど、命を脅かす事態が続いています。この社会で「共に生きる」とは何か、国内外で出会った人々の声、そして家族の歩んできた歴史も交えて考えていきます。ーー安田菜津紀さんより



日時:2024年9月28日(土)14:00-16:30(開場 13:00)


会場:仙台市市民活動 サポートセンター B1F シアター


定員:140名


入場料:1,100円 


要申し込み:STORE にて ご予約・お支払いください(8月15日より受付開始)

主催:「差別に抗い、ともに生きること」実行委員会


共催:パレスチナ・オリーブ、book cafe 火星の庭優生手術被害者とともに歩むみやぎの会

協力:ゆむら商店 PUMPQUAKES
   でもトラ!



問合せ先:
 メール(パレスチナ・オリーブ)


電話022-716-5335(book cafe 火星の庭)


*メール、電話でのご予約は受け付けておりません。上記STOREよりお申込みください。


*お申し込み後のキャンセルは原則受け付けられません。


*手話通訳、要約筆記有り。

 



第1部:14:00~15:00 安田菜津紀トーク


第2部:15:15~16:30 座談会


安田菜津紀(フォトジャーナリスト)


皆川万葉(パレスチナ・オリープ)

及川智(優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会)


横川ひかり(優生手術被害者とともに歩むみやぎの会


ファシリテーター
 池澤美月(優生手術被害者とともに歩むみやぎの会)



 

安田菜津紀認定NPO法人Dialogue for People所属 フォトジャーナリスト):
1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

 



パレスチナ・オリーブ
:1998年より、パレスチナ地域のオリーブオイル、オリーブ石けん、刺繍製品をフェアトレードで輸入、全国で販売。毎年生産者団体を訪問し、通信やお話会で人々の暮らしを伝えている。仕事や暮らしを通じて、平等に共存できる社会をつくっていくことをめざしている。

 



優生手術被害者とともに歩むみやぎの会:
2018年3月に仙台で優生保護法被害訴訟が始まったことをきっかけに発足。国の謝罪と補償を求める被害者の闘いに伴走するとともに、優生手術被害の歴史を学び、当事者の声に耳を澄ませる場をつくっている。これまで裁判傍聴や報告集会の運営、市民向け学習会の開催、署名活動、展示企画などを通して「いのちを分けない社会」の実現をめざして活動している。

 



優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会(優生連):
2018年の仙台訴訟以降、全国各地で提訴が広がり、訴訟を支援する会、市民団体、全国の障害者団体あわせて24団体が参加し優生保護法裁判の全国組織として2022年5月に結成される。各地の原告・弁護団とともに、情報交換をはじめ、学習会や全国集会、署名活動のほか、国会、省庁、最高裁判所など各関係機関への要請を実施している。